PayPayゴールドカードはどれだけ得なのか?

PayPayカードを利用して約2年。新たにゴールドカードが2022年11月に申込が開始されましたので切り替えました。

年会費11000円のゴールドカードをどれだけ利用したら一般のPayPayカードを超えるのか?

ただし、年会費11000円でもその支払いはPayPayゴールドカードなので165ptが入りますので実質10835円

海外旅行保険やショッピング保険、空港ラウンジが無料で利用できる等の利点は、一旦置いといて損益分岐点を探ってみようと思います。

一般のPayPayカードの還元率が1%に対してゴールドカードは1.5%。その差は年間にすれば決して小さくはありませんが、わずか0.5%しかアップしません

一般カードも無視できない

本当にゴールドカードにしたほうが得なのかは正しく計算しないと導き出せません。

年会費無料のpaypayカードにも還元があります。最初からプラススタートできる無料のペイペイカードに比べ、年会費分マイナススタートとなるゴールドカード

その差が逆転する地点を確認しなければ正しい損益分岐点は導き出せません。

そして基本1%還元をゴールドカードにすることによって1.5%に増えますが無料カードでももらえる1%を差し引かなければ正しい計算ではありません。

例えば1万円使ったとします

ゴールドカードなら150ptです。しかし、基本カードでも1%の100ptを獲得できます。

つまり、ゴールドカードなら単純に150ptもらえると考えては無料で発行できる一般カードを考慮していません。

実質は11000円の年会費を払うことによって50ptしか増えていないのです。

無料の一般PayPayカードでも100ptは貰えるので、それが年会費に対しての対価です。

たった1万円でも100ptの誤差があります

また、ゴールドカードの魅力的な特典であるヤフープレミアムが無料になる。ETCカードも無料になるという点も考える必要があります。

ヤフープレミアムは様々なサービスやメリットがある魅力的なものですが、月額508円し、年間にすると6096円かかります。ETCの年会費は550円となっています。

ゴールドカードにすると6646円特になると考えがちです。

しかし、実際、これらをPayPayカードで支払えば1%のポイントが付与されるので年間60ptと5ptが付与されます。

実質はそれらポイントを差し引いた金額がゴールドカードによる得する金額になります。

つまりゴールドカードにすると6581円が本当に得する金額になります。

ご自身で損益分岐点を計算する際に注意してください

PayPayやヤフー関連サービスを利用せず得する分岐点

PayPayやヤフーサービス、ソフトバンク関連のサービスを一切しようしない場合、PayPayゴールドカードよりもご自身のライフスタイルにマッチする魅力的なクレジットカードがあると思いますので他のクレジットカードを検討するほうが良いかもしれません。

ただ、問答無用でそれ以上PayPayカード使用する人はゴールドカードに切り替えるべきと言えます。それは年間年間216万7000円以上を使用する場合です。月平均で考えれば約18万3400円です。

もちろん、すべてが1.5 %ではありません。通常550円(実質545円)の年会費がかかるETCカードが無料になりますのでETCカードを利用する人は年会費は実質10290円となりますので得するラインが205万7000円まで下がります。

ソフトバンクユーザーはゴールドに変えるべき?

何より大きいのがソフトバンク携帯を利用している場合です。携帯代が最大1.5%から最大10%の還元率に代わります

仮に月の携帯代が10000円だったとすると150ptが1000ptになります。年間に換算すると1800ptが12000ptになり、それだけで10200pt増えることになります。

つまり年会費11000円(実質10835円)はゴールドカードで増えた携帯代10200ptとetc無料分の550ptで10750ptでほぼチャラにすることが出来ます。差額85円なら年間5667円以上使えばプラスになります。

つまりソフトバンクの月の携帯代が1万円を少し超える方は携帯代の支払いだけで一般カードで獲得できるポイントを年会費を差し引いても超えるポイントが獲得でき、それ以外の使用分はPayPay純利益となっていきます。

ソフトバンクユーザーなら断然、ゴールドカードのほうがお得になります。

さらに家庭でソフトバンク光の支払いも合算すればゴールドカードなら最大1.5%から最大10%になりますので戸建てなら6270円なので+532pt、集合住宅なら4730円分なので+402pt毎月加算されます。

それだけでそれぞれPayPayポイントがプラス年間6384pt、4824ptと大幅に増えることになります。

さらにヤフープレミアムの月額料金は508円なので年間6096円も無料になります。

ソフトバンク携帯、ソフトバンク光を利用している人は一般のPayPayカードからPayPayゴールドカードに変更しないのは勿体ないことがわかります

つまり、携帯代1万円だとして、ソフトバンク光、ヤフープレミアム、ETCの10200pt+年間6384pt(戸建て)+6096pt+550ptでクレジットカードで買い物を一切しなかったとしても23230円分のポイントがもらえ年会費の11000円を差し引いても12230円分もお得になります。

どんな人なら一般のPayPayカードが良いのか?

逆に11000円のゴールド年会費を払うほうが無駄になってしまうのか?を検証してみましょう。

前述したとおりソフトバンクユーザーで月額10000円の携帯代を支払っている人は年間で12000ptで1000ptのプラスになります。しかし、年会費無料の一般カードでも最大1.5%は貰えるので1800ptは獲得できます

つまり月額1万円のソフトバンクの携帯代だけを支払うのなら一般カードのほうが良いということになります。

ただ、ソフトバンクユーザーがpaypayカードで携帯代だけを支払うという人はほとんどいないと思いますのでソフトバンクユーザーの大半はゴールドカードに変更したほうが良いでしょう。

ではソフトバンクユーザー以外のパターンで考えてみましょう!

ソフトバンクユーザー以外でソフトバンク光を利用している人も中にはいるかもしれませんが、携帯代との合算でなければ適応されませんでソフトバンク光だけの契約では恩恵は受けられませんので、クレジットカードを相当利用しない限りはプラスになりません。

それではヤフープレミアム会員のみ、ETCのみ、ヤフープレミアムとETCでどれだけクレジットカードを使用したら特になるのかを算出してみます。(PR-ヤフープレミアム)

ヤフープレミアムのみを利用の方は年間100万円(約83400円/月)使用する場合ゴールドがお得
ETCのみを利用の方は年間210万円(約175000円/月)使用する場合ゴールドがお得
ヤフープレミアムとETCを利用される方は年間90万円(約75000円/月)使用する場合ゴールドがお得

ETCのみの場合は、相当クレジットカードを利用する方でなければゴールドカードのほうが得になりませんが、ヤフープレミアムをご利用の方でゴールドカードに変更したほうが得になる人は少なくないと思います

ゴールドカードの特典は無視できません

ヤフープレミアム会員費、ETC年会費が無料になる事を考慮した計算しました。しかし、それ以外にもゴールド特典があります。

・ヤフーの電気サービス「おうちでんき/自然でんき」も1%から3%に増えます
・国内主要空港ラウンジが無料でご利用可能
・海外旅行は最大1億円、国内旅行は最大5,000万円を補償
・最高300万円のショッピングガード保険

といった特典があるのでその分も考慮して検討してみてください。

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